委員(ジャーナリスト)・・東京工業大学リベラルアーツセンター教授

池上彰

プロフィール

1950年生まれ。長野県出身。ジャーナリスト、名城大学教授。
1973年NHK入局。報道記者、ニュースキャスターを歴任し、1994年より2005年3月までお父さん役で出演したNHK「週刊こどもニュース」では、編集長兼キャスターを担当する。2005年3月にNHKを退社、現在はフリージャーナリストとして活躍し、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院特命教授、立教大学客員教授、信州大学特任教授などを兼任。著書に「伝える力」「池上彰のやさしい経済学」「知らないと恥をかく世界の大問題」「そうだったのか!~シリーズ」など多数。

第13期 講評

これまで継続的に審査をしてきましたが、子どもたちの絵日記からそれぞれの国の変化や発展が非常に良く見えてきます。例えば、ずっと内戦が続いてきたカンボジア、経済開発が遅れていたラオス、あるいは東ティモールなどの作品では、何年か前までは色鉛筆でうすく描く作品が目立ちました。それが今回は、絵の具を含めた色いろな道具を使った作品が増えていて、色鮮やかに描けるようになったな、国の力がアップしてきたのだなと感じます。

一方で、以前はすごく元気いっぱい、画面いっぱいにあふれる絵を描いていた国が最近は、何となくきれいにまとめてしまうようなところも感じました。経済の発展が、そんなところにも影響しているのかもしれません。

作品から、それぞれの国の発展ぶり、それが非常に良く伝わってきました。そして、絵日記に描かれた色いろな宗教や言語などから、アジアって本当に多様だなと感じることができました。