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ごあいさつ

いま、アジアのどもたちはじ、
ているのでしょうか?

三菱広報委員会、アジア太平洋ユネスコ協会クラブ連盟、公益社団法人日本ユネスコ協会連盟は、次世代を担うアジアの子どもたちが互いの文化を理解、尊重し、ともによりよい未来を築くことを願って、1990年より「アジアの子どもたちの絵日記展」事業を主催してまいりました。

15回目の募集となる「三菱アジア子ども絵日記フェスタ 2021-2022」では、アジア22の国・地域に暮らす6歳から12歳の子どもたちから、「伝えたいな、私の生活」というテーマで絵日記を募集し、27,223作品の応募を頂きました。地図を眺めるとアジアの両極に位置する日本とカザフスタンは1万キロメートルも離れており、そこには様々な国の文化と多様性があります。絵日記という日本独自の文化が、このように広大で多様なアジアの子ども達の交流をはぐくむ上で役に立っていることは、喜ばしいことです。第1期事業からの応募作品の累計数は844,765作品に達しています。

この作品集には第15期事業において寄せられた多くの応募作品の中から各国・地域の国内審査を経た後、日本で行なわれた国際選考会で選ばれた176作品(5点一組)の中から各々代表的な1点ずつが収録されています。

どの作品にも、アジアのすばらしい自然や文化、家族との絆が生き生きと描かれています。ぜひ、この絵日記を通して、多くの人々に、アジアの子どもたちの純粋で豊かな感性に触れていただきたいと思います。

子どもたちの素晴らしい絵日記をじっくりとご鑑賞ください。

三菱アジア子ども絵日記フェスタ
実行委員会委員長
垣内 威彦