事業を立ち上げた当初は、国連の制定した「国際識字年」の「全ての人々が読み書きできる世界を」という趣旨に賛同し、アジアの子どもたちが絵日記を描いたり読んだりすることが識字教育に結びつくことを期待して「三菱 IMPRESSION-GALLERY アジア子供アート・フェスティバル」としてスタートしました。
その後当初の趣旨は引き継ぎつつも、次世代を担うアジアの子どもたちが絵日記を通じてお互いの文化を理解尊重し、共によい未来を築くことができるようにという期待も含めて、名称を「三菱アジア子ども絵日記フェスタ」に変更、第12期からは新たに「ESD(持続可能な開発のための教育)」を事業趣旨に加え、より国際交流に重点を置いた活動を継続しています。
【主な活動】
ESDは、Education for Sustainable Dvelopmentの略で「持続可能な開発のための教育」と訳されています。
現在、世界には、環境・貧困・人権・平和・開発といった様々な地球規模の課題があります。
ESDとは、地球に存在する人間を含めた命ある生物が、遠い未来までその営みを続けていくために、これらの課題を自らの課題として捉え、一人ひとりが自分にできることを考え、実践していくこと(think globally, act locally)を身につけ、課題解決につながる価値観や行動を生み出し、持続可能な社会を創造していくことを目指す学習や活動です。つまり、ESDは持続可能な社会づくりの担い手を育む教育です。
アジアの24の国と地域で活動しています
各国・地域の詳しい情報は下記リンク(外務省ページ)よりご確認いただけます。
※日本を除く国と地域はアルファベット順