毎日、私は友だちと塾に行きます。行く途中で、私たちは通りすぎるクルマやバイク、猫を数えたり、店の看板を読んだり、おしゃべりしたりします。マレ(首都)の道路は交通量が多いので、私たちはすいている道を歩きます。私たちは友だちのお母さんのひとりに付きそってもらいます。習っている教科の中でもアラビア語は難しく、両親が教えることもまた難しいので塾に行きます。
家のバルコニーにある植物にチョウが卵を産みました。チョウの幼虫が少し大きいので、お父さんはその植物を途中から切りました。家の中のヤモリの卵を幼虫が食べてしまいました。幼虫がチョウになったので、放してあげました。植物の下を飛びまわっているのが見えます。外に出てながめると、葉っぱに小さな卵が産んであるのが見えました。
夜明けに起きて、お父さんや弟といっしょに人工ビーチへ行ってハトに米や豆をやります。時どきお母さんや妹と行くこともあります。弟妹たちはハトを見かけるととても喜びます。私たち以外の人たちもハトのエサやりにきます。
イード(断食明けの祝日)の日の朝に起きて、お母さんとおばあちゃんといっしょにイードのお祈りにいきます。モスク(イスラム教の礼拝堂)へ行って、たくさんの知り合いに会います。イードの日はたくさんの贈り物を交換する日です。イードのお祈りの後、家族、親族が家に集まるのが習慣です。家族の絆が深まる、イスラム教徒にとって特別な日だからです。
金曜日や土曜日は、たまに家族といっしょにビーチへ行きます。砂で遊んだり泳いだり、砂遊びの道具を使って穴を掘ったりします。海に入ってボールでも遊びます。マレ(首都)に住んでいる人びとのために作られたビーチです。一部の人びとはビリンギリ(首都の隣の島)のような場所へ行って海に入ったりもします。海に囲まれている所なので、泳ぎを練習することは私たちにとってとても大切です。