両親から植樹を教わる
毎週末、両親に連れられて庭に木を植えにいきます。木を植える時、お父さんはいつもぼくに木を植えることの良い点を教えてくれます。木を植えることは、地球温暖化や大気汚染を防ぎ、酸素を増やし、野生生物が生息できる場所を増やすのに役立ちます。植樹をすることで失われた木の代わりになります。さらに、果樹を植えれば、その果実を食べることができます。
民族衣装の芸術、伝統的な祭り、自然の写真
ラオスはたくさんのおもしろい特徴を持つ国です。女性はシルクのスカートをはき、ヘアバンドを付け、布地をまといます。私の好きな伝統はタート・ルアン(仏塔)の祭りです。パレードがあり、灯ろうを飛ばします。私は伝統的なラオスの正月が好きです。修行している僧侶に寄進をしたり、仏像に水をかけたり、砂をさわったり、お互いに水をかけあったりして、私を幸せにしてくれます。ラオスには森林があり、いつも新鮮な空気を与えてくれます。
これはサラワン県(ラオス南部)、トゥムラム地区、タウリー村の村人たちがラーブア(お盆)の準備をしているところです。この祭りを構成する主なものは、2頭の水牛と数羽のニワトリ、お酒、ぼくたちの地域でラーモンとして知られている小屋です。この祭りは、ぼくたちの先祖の霊に家に帰ってきてもらうために、午前2時に墓地へ迎えにいくことから始まります。
ぼくが住んでいる都市はサムヌア県の中心にあります。緑の環境に恵まれ、新鮮な空気に満たされています。この都市にはケオ・ラク・ムアン(守護神をまつるモニュメント)の像があり、ケオ・ラク・ムアン公園として知られています。像のてっぺんはとても美しくて大事な部分です。その部分には花がきれいに飾ってあります。ぼくは週末にこの公園へ行って、像のすべての部分を見るのが好きです。この公園は、車が走れる道路があり、いつもたくさんの人が来ていて、とてもにぎやかです。
私の学校は7学年制です。生徒は800人くらいいます。木があって日かげは涼しいです。休憩時間には私たちは日かげに座って遊びます。そこは風が気持ちいいです。
毎朝起きると、私とお姉さんは家事をやって、お父さんとお母さんの手伝いをします。私は、ご飯を作るのに火をおこし、その後いつも通り学校に行きます。学校の後、夕方には私はまた家事をして、お父さんとお母さんの手伝いをします。
日曜日は学校に行きません。ぼくは、飼育場で鳥にえさをやってお父さんとお母さんを手伝います。鳥を飼育することは、経済の発展にもなり、ぼくの家の収入にもなります。ぼくは、鳥にたくさんえさをやります。すると、ひよこがたくさん産まれます。時どき、ぼくはお母さんといっしょに鳥を売りに行きます。そしてそのお金でノートやペンを買います。ぼくは、親鳥の側を走り回っている白黒のひよこが大好きです。
ぼくの暮らし
ぼくの家はトタン屋根の一軒家です。家の周りにはいろいろな種類の木がたくさんあります。毎朝早く起きて家をそうじし、アヒルとニワトリにえさをやり、朝ご飯を食べます。そのあと着がえて学校へ行きます。学校はぼくの家からそんなに遠くない所にあります。
学校の野菜畑は、ぼくの家の家畜小屋から持ってくる自然の肥料のおかげで、とても良く生長します。友だちに、うちの家畜小屋から先生のところにフンを持ってきて、発こうさせてから野菜畑にまくようにお願いしました。
ある朝ぼくは、体を洗った後、くだいた米の入ったボールと、かごに入れたえさを持って、ニワトリ小屋へ行きました。小屋を開けると、ニワトリが出てきて、ぼくをかんげいしてくれました。羽をばたばたさせて、ぼくに話しかけてきます。メンドリはくー、くー、くーと鳴き、アヒルは、がーがー鳴いています。
いつものように、ぼくと妹と友だちは学校へ行く途中に田んぼのそばを通りました。田植えの季節で、田んぼには水がいっぱい張られていました。農家の人が水牛に鋤を引かせて、田んぼにあぜを作っていました。ぼくはしばらく立ちどまって考えました。もし農家の人たちがいなければ、ぼくたちは、ご飯を食べることができなくなるでしょう。大人になったら農業をしてもいいな、という気になりました。
毎朝、ぼくは早く起きて、お母さんを手伝ってにわとりにえさをやり、植物に水をやります。それから歯をみがき、朝ごはんを食べて学校へ行きます。
畑で、すいか栽培の手伝いをします。すいか栽培は、家族の副収入です。