暑い晴れた日、私は牛を川に連れていき、水をやりました。ヒバリが空を飛び、魚が川ではね、水鳥が川の水面に浮かんでいました。
競馬の道で
モンゴルの伝統的な祭りであるナーダムは毎年7月に行なわれます。ナーダムでは力士が力を競いあい、馬は速さを競いあい、射手が弓術で競いあいます。その中で一番おもしろいのが2歳馬の競馬です。5歳~7歳の小さい子どもたちが2歳馬に乗って、競争します。この絵では、2歳馬がレース開始前に母馬に会いたくて鳴いている様子を描きました。
私は夏休みの間は地方に行って、おばあちゃんとおじいちゃんの手伝いをして、自分の健康にも気をつけます。今、私はアールール(チーズのようなもの)を作るためのミルクを煮つめています。
おじさんのところを訪ねて
夏休みの間、ゴビ地域に住むおじさんのところに行きました。おじさんたちは新しい牧草地に移動するところでした。私はお父さんと、おじさんたちと途中で会って、いっしょに新しい場所へ移動しました。私のお父さんは警察官です。
この間の夏休み、私はおじいちゃんの家に行きました。おじいちゃんの家にはたくさんのラクダや馬、牛がいます。
牛のお父さんとお母さん、息子
ぼくのおばあちゃんは朝晩牛のミルクをしぼります。ぼくは子牛をつないであるつなのところに近づくのがこわいです。子牛はかわいいです。でも黒いつるつるしたオス牛はこわいです。まるで子牛を守るためにぼくを突きたそうな赤い目をしています。
モンゴルの子どもたちにとって一番楽しくて幸せな時は夏休みです。この絵は私たちの朝ご飯の様子です。
ぼくのゲル(モンゴルの伝統的な家)の外では、ふたりの子供が友だちといっしょに、木馬に乗って遊んでいます。子供たちは生きた馬に乗ることができないからです。子供たちは石でゲルを作って遊ぶこともあります。
おじいちゃんの故郷で過ごした夏は、暖かく、雨もよく降り、自然や動物などあらゆることがおとぎ話のようでした。弟は、おじいちゃんのまだ子供の白いラクダと遊ぶのが好きで、時には一緒にぐっすり昼寝をしていました。
ぼくの夢のウランバートル(モンゴルの首都)
将来、ぼくは、建築デザイナーになります。ぼくのウランバートルは、2020年にはこの絵の中にあるようになる、とぼくは思っています。
私はお父さんとお母さんといっしょに、お父さんの生まれ故郷のアルハンガイ アイマク(モンゴル中央部の県)で夏休みをすごしました。私は、おじいちゃんやおばあちゃんが干し草を作ったり、牛の乳しぼりの手伝いをしました。みんなで乳製品をたくさん作って、売りました。
一番速いもの
モンゴルにはさかんなスポーツが3つあります。競馬はその中で“最も速いもの”と呼ばれています。一番速く走る5頭の馬は、みんなの中で一番速い馬として有名になり、賞をもらいます。
1.
お母さんが僕を幼稚園まで送ってくれました。その日は雪が降っていました。お母さんのお腹の赤ちゃんも、僕と同じように寒いんだろうなと思いました。