日曜日の朝、私は家族とチョルテン(仏塔)に行き、お参りをしたり、庭仕事をしたり、読書をしたり、植木に水をやったりして、いっしょに過ごしました。おじいちゃんとおばあちゃんは私たちの面倒を見てくれ、私たち家族を助けてくれます。おじいちゃんとおばあちゃんは幸せそうな笑顔で、いつも私たちの1日を明るくしてくれます。
ブータンでは、ツェチュ(祭り)は最も重要な宗教的な祝いです。これはブータンの多彩で感動する伝統文化が表現されたパフォーマンスを見る絶好の機会です。サムツェでは秋の3日間ツェチュが開催され、様ざまな種類の仮面踊りがあります。最後に、巨大なトンドル(布に描かれた仏画)を広げる儀式を見て終わります。何千人もの人びとが祈りを捧げ、トンドルからの祝福を受けます。トンドルを見るだけでも人の罪は清められると信じられています。
これは私の村です。電灯や道路はありませんが、全てが豊かです。汚染やさわぎは全くありません。ここはとても平和で、そこら中、草木で青あおとしていて、まち中とは全く違います。全てのものが静かで、まち中のようなさわがしい音もほとんど聞こえません。ただ、そよ風の音だけが聞こえ、全ての葉っぱが晴れた空や川の流れといっしょにダンスをしています。全ての生き物は自然の美しさを楽しんでいます。だから、私はここにいたいのです。
ツェチュ(ブータン暦で毎月10日に祝うチベット圏の祭り)はぼくの国で最も重要な祭りです。どのゾンカク(県)や村でも、年に1回祝います。ツェチュを見ると幸運に恵まれ、次の世に生まれ変わる助けとなると言われています。
ぼくはお父さんとお母さん、友だちといっしょに寺に行き、祝福を受けてきました。お母さんが参拝のしかたを教えてくれました。ぼくたちは賢く、つつしみ深く、優しくなれるように祈りました。お寺と祈とう旗によってぼくたちはいい国民になることができます。学校でのお祈りの時間に、先生はこの世界のすべての人びとと世の中の安全を祈りなさいと言いました。他人の健康を祈ると、ぼくも気持ちがいいです。だから、ぼくはお祈りを欠かしません。
ブータンでは男の人がゴ、女の人がキラを着ます。ゴとキラはぼくたちの国の民族衣装です。ゴとキラは様ざまな模様のものがあり、みんなが着ています。ぼくの国では女の人が自分の村の周辺でとった繊維を使って布を織ります。
これが私の国ブータンでの生活
私はブータンという小さな国に住んでいます。ブータンは、高い山やまと深い森林におおわれています。ブータンは、みんなが仲良く暮らす清らかな国です。ブータンの家は木と泥と石で造られています。
子供たちが運動場で遊んでいます。病院に向かっている人がいます。おじいさんがチョルテン(仏塔)のまわりを歩きまわっています。買い物に行く途中の人がいます。映画に行こうとしている人もいます。私はなわとびで遊んでから家に帰りました。道には自動車が走っています。
「死ぬために生きる」という格言のように、私たちはこの世に生まれてきたからには、必ず死ななければなりません。宗教の教えを聞くことは大切なことです。
“農夫の一生”
~苦労いっぱいのこの人生は何でしょう? ぼくたちは、立ち止まって見つめる時間もない~これは、ぼくの母国でブータンのガサ地区にあります。このあたりは森におおわれていて、みごとなかん境です。牛が5頭います。
ツェチュー(仮面をつけて踊る仏教の祭り)もロサル(ブータンの正月)もどちらもブータンの人びとが楽しみにしている祭りです。ツェチューの間、人びとは仮面踊りを見に城に行きます。人びとは新しいゴ(男の人が着るひざ丈の服)やキラ(女の人が着る手織りの長い服)を着ます。
妹がここ2日間、病気でした。ぼくは近くの町の診療所へ妹を連れて行きました。お医者さんに薬をいただきました。たくさんの人や、大きな建物、乗り物をいっぱい見ることが出来てとてもうれしかったです。
毎年、王様が僕たちの町を訪ねて来られます。僕は、両親と一緒に王様に会いに行きたいです。みんな一所懸命働きます。若者も老人も、男の人も女の人も王様に会いに来ます。みんな、王様を尊敬していて、王様のためにお祈りします。王様は貧しい人を助け、国民のために働きます。