2021年8月7日、ブルネイ・ダルサラーム国は、新型コロナウイルスの第2波の流行にがく然としました。今日まで1日の感染者数が日に日に急増しています。全ての学校と教育機関は閉鎖され、社会に必要なエッセンシャルワーカー以外は自宅待機がすすめられています。新型コロナウイルスの感染を防ぐため、自宅にいて、必要な時だけ外出するようにしてください。
学校が休みになるたびに、両親は私を連れてセリアに住んでいるおばあちゃんを訪ねます。彼女は今80歳です。思いやりのある勤勉な女性です。私のおばあちゃんは黒の短い巻き毛で、ひたいにしわがあり、紫色の厚いメガネは鼻にくっついています。彼女の家は小さいですがきれいです。家には四つのベッドルーム、ふたつのバスルーム、キッチンがあり、大きな裏庭には新鮮な緑の野菜が育っています。野菜を育てることは彼女のお気に入りです。私たちが行くたびに、私はいつも最初におばあちゃんの家事を手伝い、その後野菜を育てるのを手伝います。私はおばあちゃんが大好きです。
マンゴーの季節です!マンゴーの実がすっかり大きくなってじゅくしています。マンゴーは、もういつでも収かくできます。おばあちゃんの家の裏庭にマンゴーの木があります。おばあちゃんは、マンゴーの収かくの手伝いに、ぼくと家族を呼びました。ぼくたちはワクワクしていました。それは初めての体験だったからです。ぼくたちにとって、とてもおもしろい経験でした。
カンポン・アイール(水上集落)は、ブルネイの首都バンダルスリブガワンにあり、ブルネイ湾に面しています。水上集落には3万9000人が住んでいます。この国の人口の約10%に当たります。スルターン・オマール・アリ・サイフディーン・モスクは、ぼくの国ブルネイの首都バンダルスリブガワンの名所です。
10月28日の日曜日に、お父さんが私とお兄さんたちをセリ・ケナンガン・ビーチへ連れていってくれました。でも私たちはビーチで泳ぎませんでした。お兄さんたちはサッカーをし、私は公園で遊びました。
ブルネイは私の国です。私はこの国に住むのが本当に好きです。なぜならチョンカゲーム(マレーシアの伝統的なゲーム)、コマ、凧上げなどの私の好きな伝統的なゲームがたくさんあるからです。チョンカは私が一番好きなゲームです。
ぼくとお父さんとお母さんがバトゥ・マラン村(ブルネイ北東部メンティリ県の村)を訪ねた時、大人と子どもが参加する伝統的なボートレースが行なわれていました。ぼくは、川辺で行なわれた子どものレースのほうがおもしろかったです。観客たちはゴールまで選手を応えんしました。
スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスク:
スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスクはバンダルセリベガワン(ブルネイ・ダルサラーム国の首都)にあります。ぼくはいつも金曜の夜にはこのきれいなモスク(イスラム教の礼拝堂)に来てお祈りします。東南アジアで一番美しいこのモスクで祈りを唱えることができるようにしてくださった神様に感謝します。
朝早く、お母さんとアーモイのミニマートへ行きました。お母さんは、食用油、砂糖、塩、小麦粉、パン、洗剤やその他の日用品を買いました。「売り物にはさわっちゃだめよ」とお母さんはいつも私に言います。
2000年6月8日 木曜日
今日は、とても悲しい日でした。家で12年も働いてくれていたお手伝いさんのビビが、インドネシアに帰ってしまったのです。私は、学校で作ったビーズのバックをあげました。彼女の幸せのためにいのります。どうかまた会えますように。
毎朝、私は午前5時ごろに起きます。そしてシャワーを浴びて、歯をみがきます。もく浴(湯水で体を清めること)をして清潔な服に着がえてから、お祈りの準備をします。私のお父さんが誘ってくれるので、シュプー(夜明け)のお祈りをいっしょにします。お祈りが終わったら、お父さんとお母さんとお兄さんにあいさつをします。
夕方にはいつも、家で復習をしてから、テレビを見ます。
わたしはとてもたいくつだったので、新しい絵の具で何かかくことに決めました。はじめて新しい絵の具を使いました。