毎週土曜日と日曜日、私はおばあちゃんが市場で売る、ちまき作りを手伝います。おばあちゃんは、アンソム・チェック(甘くしたバナナのちまき)やアンソム・クルック(豚肉のちまき)、ヌム・コム(ココナッツや炒ったゴマなどの三角形のちまき)、ヌム・トメイ(塩味の豆のペーストの三角形のちまき)などの、とてもおいしいちまきを作るのが得意です。おばあちゃんの村の人たちは、結こん式やプチュンベン(先祖を弔うための15日間の祭り)、その他の祝いのためにおばあちゃんの作ったちまきを買います。私たちは、クメールの伝統的なちまきを広める手伝いをするべきです。
私の両親は農場で働いています。お母さんは水田で作業をしています。お父さんは草を運んでいます。両親は子どもたちを学校に行かせてあげるために、不満も言わずに1日中暑い太陽の下で働きます。子どもたちが快適に暮らすためのお金を稼ぐために、一生けん命働きます。私は両親をとても愛しています。私は両親に感謝の気持ちを伝えるために、もっと勉強して恩返しをしようと決心しました。
この絵では、孫たちがおじいちゃんとおばあちゃんに喜んでもらうために、おもてなしをしているところを描いています。おじいちゃんの前に置いてあるのは、ココナツのからに入ったティーポットです。昔の人の知恵はとても優れていると思います。昔の人のすばらしい知恵を知って、それから学ぶべきだと思います。
11月の雨季は農家の人たちにとって、収かくの時期です。私は、毎週日曜日にお父さんとお母さんといっしょに稲刈りをします。刈入れする時、黄金の田んぼをみるととても楽しい気持ちになります。
ある日、コンポンチナン州のおじいちゃんとおばあちゃんの家へ行きました。昔から使ってきた臼を見られてうれしかったです。こちらは、ぼくのおじさんとおばさんです。この手臼で精米をしていました。このような昔からのものを次の世代の人びとに知ってもらうため、大事にしてほしいと思います。
ぼくは先週、ターマオ山というリゾートに行きました。ぼくは木の上にいる2羽のオウムを見ました。オウムはとてもきれいな色をしていて、とても楽しくなりました。
ぼくの生活
昔からクメールの人びと(カンボジアの主要な民族)はクロマ(カンボジアのスカーフ)を身につけてパゴダ(お寺)に行きます。今でもぼくたちはクロマを身につけてパゴダに行きます。ぼくたちは次の世代のためにこの文化をずっと守っていかなければなりません。だから、おじいちゃんやおばあちゃんはクロマをつけてパゴダに行きます。
これは私の国を象徴する踊りのひとつです。すべてのお客様を歓迎する表現でもあります。この踊りは、決して消めつさせてはならないとても大事なもののひとつです。踊りは国によって違っていてその国にとってとても大切です。踊りはそれぞれの国にとって大切であり、私たちの国の文化を象徴するものなので、守っていかなければなりません。
早朝の田んぼ
放課後、家族と村の人たちが農作業のため田んぼへ向かいました。牛車に乗っている人もいれば、田んぼで使うクワを肩に担いでいる人もいます。農家の人はみんな牛や水牛を使って耕します。
お父さんといっしょに、村の南の方に行きました。魚をとるアンルット(つり具の一種)を持ちながら、お父さんとおしゃべりをしました。お父さんが自分の若いころの話をしてくれたので、とてもうれしかったです。
子供たちはみんな、ひとりひとり違う生き方ができるようになりました。1993年(1993年は内戦後の新生「カンボジア王国」が誕生した年)以前は、ある子供は学校に行き、ある子供はお父さんとお母さんの商売を手伝い、ある子供はゴミ箱やゴミの山から、リサイクルできる物やお金になるような物を拾ったり、物ごいをしたりしていました。私もリサイクルできる物を集めたり、物ごいをしていました。
夏は雨が降ります。田植えの時期です。お父さん、お兄さん(弟)、おじさんが大きな農場へ働きに行きます。お母さんとおばさん、お姉さんがいっしょに田植えをします。
朝と午後に、おばあちゃんは鶏に米をまき、ぼくはブタに餌をやります。ぼくの家ではこうして動物を育てています。ルークというぼくの犬には骨をやります。ぼくは動物を育てるのがとても好きです。なぜならばそれは肉になり、それを売ったお金で勉強道具や服を買うことができるからです。